第六天魔王ノブナガ 5 信長の優しさ、その5




本能寺の変は、中世戦国時代で最大の事件です。

NHKの大河ドラマで戦国時代を扱うドラマでは、
必ず扱うシーンです。

天下統一を目指した3人の武将織田信長・豊臣秀吉
徳川家康を餅つきに例えた”天下餅を食う”と言う
江戸時代の狂歌があります。

"織田がつき羽柴がこねし天下餅すわりしままに
食うは徳川"は,天下取りの本質を言い当てていて
面白いですね。
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そして、この3人の死に様は様々ですが、やはり信長の
最後のシーンが圧倒的に絵になるし格好いいですね。

それに比べれば、秀吉の死に様は惨めの極みと言うか
これ1つで彼の業績はゼロにします。

何故なら、自分の野望のため十数万の武士団を朝鮮に
派遣しながら、その帰還を考えもせず、自分の跡取り息子
のことしか考えていなかったからです。

現在風に言えば、自分の命令により海外で命がけの仕事を
している社員の命を考えもせず、自分の幼い息子の事
ばかり考えている社長みたいなものです。

こんな社長では誰も従わないし、会社倒産するでしょう。
豊臣家が滅んだのも当然と言えば当然ですね。

最後の徳川家康は、豊臣家を滅ぼして1年後に死んでいます。

徳川家康に関しては、面白い話しがあります。
ある時珍しい食べ物を貰った家康は、一口も口にせず、
全てを家来に渡したそうです。

そのことを伝え聞いた武田信玄は、”家康には大望がある”
と警戒したそうです。

本題に戻ります。

本能寺の変で、信長はクーデターを起こしたのが、明智光秀と
知ると、一言”是非もなし(仕方ない)と言ったそうです。

光秀の力量を知っている信長は、彼が反乱を起こした以上
自分(信長)を逃すようなへまをしない事を知っていたかです。

そして、自分の死を悟った信長が第一に起こした行動は、
非戦闘員(坊主。婦女子)の安全確保でした。

坊主に避難勧告して婦女子を安全な場所に逃したのです。

人間の誠の価値は死に際にあると言われています。
もし、自分が死にそうになった時何人の人が他人の
命を思いやるでしょうか。

この事を考えれば信長の最後は、武士らしく、男らしく、
人間らしく、立派でカッコイイですね。

こんな処が、戦国武将ランキングで1位になる理由では
ないでしょうか。

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